4/26 詩編14編 「神などいないと嘆く世界に」
人が「神などいない」と考える理由は人々が腐敗し、自己利益のため他者を食い物にし、善を行う人がいないからこの世界に神などいないと言います。神がいたら、そのような悪い人間は神が裁き、除くはずだと思うのです。ところが、面白いことに、主なる神がこの世界を見て「神(の御心)を求める人がいない、善を行う人がいない」と語るのです。神の側では、神が律法や預言を通して神の思いを伝え、愛を示すのに、誰もそれに対して相応しく歩まないと嘆くのです。神がいないと思う者も神ご自身もこの世界を何とかしたいのです。その深い人間の溝を埋め、世界を良きものとするために、主イエスはこの世界に遣わされました。主イエス・キリストを通して世界に愛が起こされ、喜び満ちるために。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 北海道バプテスト連合。日本バプテスト連盟に加盟する教会並びにその伝道所で構成される地域連合です。北海道という広いエリアに15教会があります。なかなか集まるのは大変ですが、その大変さを超えて共に集うことは大きな励ましや力をいただきます。もちろん、コロナでしばらくは集まることができなかったのですが、再び共に集まっての集会や研修会が行なわれているようです。祈りの課題は以下です。①一つひとつの教会が守られ祝福されるように。②教会間の交流と協力が積極的になされるように。 会長・福田 雅祥(函館美原教会牧師)