4/23 ローマ書3章9-20節 「正しい人は一人もいない」
パウロ自身もユダヤ人ですが、ユダヤ人が「神の民(選民)」とされ、異邦人に対して差別的な言動をとることを批判します。ユダヤ人のみではなく日本人含めどの民族も、自分達が世界で一番素晴らしいと思っていることが多いのです。時々、テレビ番組でも「日本人は世界に類を見ない優秀」等と言えば、テレビの人気が上がります。ロシアは酷い国ですが、日本も戦争時は醜いことを重ねました。その事実を知らない発言は外国で非難されます。パウロは旧約聖書を引用しつつ、ユダヤ人主義にならず、すべての民が罪の下にあることを指摘します。そして律法を実行することが救いでなく誰にもそれは不可能と語ります。救いはただ主イエスの恵みに依るのです。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 神戸バプテスト教会。神戸市中央区山本通1-7-27にあります。神戸の中心で各路線が集まる「三宮」から「北野坂」を山側に上っていき、「異人館」等が多い地域に立つ教会です。学校法人「光の丘幼稚園」の設立母体であり、敷地に幼稚園舎や園庭があります(法人に貸借)。建物は南部バプテストの教会風のコロニアルスタイルです。いろいろな写真や絵画でも描かれる美しい教会堂です。現在、専任牧師がいませんが、多分、今年の夏~秋に新しい牧師をお迎えになるはずです。それまでは信徒の方々や関西学院大学神学部の方々、月に一度は徳島教会協力牧師の杉山修一牧師が礼拝宣教を担っておられます。教会のホームページには以下のように案内されています。◎当教会は「違いの中にキリストを告白する群れ」聖書:「実に、神の国はあなたがたの間にあるのだ」(ルカ17章21節)という言葉を大切にしています。それは、「クリスチャン」らしく一色に染められていく教会ではなく、一人一人に与えられた個性や考え、歴史を大切にすることであり、お互いの違いを認め合うことです。異なる者たちの出会い(関係性)の中で、聖書を真ん中において互いに聴き、語り合うこと。その交わりの中にイエス・キリストがおられることを大切にしています。◎とのことです。祈りの課題は以下です。①希望の主と共に歩むことができるように。②無牧師期間も福音の働きが守られますように。③新会堂建築計画のために。代表役員代務者・長瀬 睦臣