4/20 詩編36編 「義なる神の前に自分を開くこと」
「義」という漢字は「羊」(=イエス)の下に「我」なので、まさに字が意味を表現しているようです。この詩編では「神への畏れがない人」「神に逆らう者」つまり「神の義」に生きていない人々と神の義に生きる人を対比しつつ語ります。「慈しみ」「真実」「恵みの御業(口語訳:義)」「裁き(有罪・無罪を決する)」「人も獣をも救われる」と表現されます。9節「家に滴る恵み」は「パン」等糧のこと。そして、「命の泉」「光」、それらは主イエスの恵みと私は理解します。ここで、間違えてはならないのは、自分は神の義に生きていると感謝することは良いのですが、自分の義を誇ることではなく、自分もまた主の義から離れてしまう可能性がある不完全さを知り、心を変えることであり、それを続ける日々が信仰者の日々なのです。クリスチャンなら「こうしろ」「ああしろ」とは誰も言いませんし、言うことがおかしいですね。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 明石バプテスト・キリスト教会。兵庫県明石市東朝霧丘24-29にあります。場所は山を少し上った住宅地の中にあります。わかりづらいですが、駐車場も整備されています。かつては「幼稚園」もあり、地域に根付いた教会でした。神戸淡路大震災の後、今の新しい会堂ができています。この教会の椿本牧師はながらく島根県にある「愛真高校」の教師をされていた方です。明石においでになる機会があればぜひこの教会を探して行ってみてください。祈りの課題は以下です。①新来者が与えられますように。②教会が地域に開かれ、用いられるように。③神の国が成りますように。牧師・椿本 博久