4/19 マルコ福音書3章」1-6節 「答を知っているにも関わらず」

 「会堂」(シナゴーグ)はユダヤの町々村々にある礼拝や学習場所。礼拝では色々な人が聖書(旧約聖書)から話をしていました。その日の会堂では、「片手の萎えた人間」とイエスに会衆が目を注いでいます。もしイエスが病を癒せば治療行為をしたと訴え、癒さないなら愛がないと語るために。イエスは病の人を集いの中心に招きます。それまでは病気の故に「罪人」のように言われ、仕事ができないからと社会の片隅に追いやられていた人でしたから。主イエスは「安息日に許されているのは、善か悪か、命を救うことか、殺すことか」と問います(安息日は仕事することが禁じられ、病を癒すことも医療行為という仕事と考えられた)。誰もが答えを知っているのに、主を訴えることで心が満ちていて答えることを拒絶します。人々の頑固を嘆き、命がすべてに優先すると語るイエスさま、しかし人を救ったことでイエス殺害が計画されていくのです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 姫路城西キリスト教会。兵庫県姫路市山野井町88にあります。姫路駅をおりたら、山側に美しい姫路城があります。「城」ブームもあり、多くの人が訪れ、姫路城界隈はいろいろな立ち寄り施設や飲食店、土産店が立ち並んでいます。お城の裏手の方にこの教会はあります。すぐ近くには確か「姫路文学館」のような建物がありました。小さなグループで礼拝されていますが、ぜひ多くの方々に来ていただきたいものです。何も知らなくても心配ありません。お気軽に行ってくださり、疑問があれば何でも聞けば教えてくれますし、一度行ったからといってもしつこい勧誘もありません。もし、あれば私まで連絡してください。祈りの課題は以下です。①聖霊の働きに、み言葉に生きる教会。②新来者、働き人が与えられますように。③信仰の継承、家族伝道のために。牧師・辻 眞理子

2023年04月15日