4/14 Ⅰコリント書1章26-31節 「誇る者は主を誇れ」

 「救い」とは大変広範囲な言葉です。人は困窮した時や、欲に目がくらむ時、犯罪を犯しても、自らが救われることを願います。盗むのはお金の欲求を満たすためであり、人を傷つけたり、時に殺すのも、その人が憎い、とか、この人がいなければ自分は幸いになると思って行うのです。しかし、結局、その人を救うことになりません。一方、自らや誰かのために善行を積み、お金を積んだ先に人の救いはあるのでしょうか。善行や募金をしても、それが他者を救うことが目標でなく、自分がそれによって救いを得られると思う時、慈善や愛の心は自分の救いが目標、それでもしないよりはまし。福音の独自性、キリストによる福音は知恵や能力、家柄、地位等は問われず、無に等しいと感じる者、無力さを知る者、見下げられていると思う者に響くのです。「誇ることが何もない私をも御国へ招かれる」主の奇跡。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 緑の牧場キリスト教会。広島県東広島市西条町田口2799にあります。広島大学が東広島に移転したこともあり、特に学生の方々への伝道(もちろん全ての人に対してですが)を目指して生まれた教会と聞いたことがあります。1994年には米国バプテストのボランティアチームによって会堂が建てられました。現在は若い牧師さんで韓国で育った牧師がこの教会でお働きをされています。祈りの課題は以下です。①神の国がこの地に拡がるために。②主がセルを導いてくださいますように。③駐車場について神さまの導きがありますように。牧師・林 守鎮

2023年04月09日