4/5 使徒言行録8章26-40節 「聖書を手引きする人の存在」

 宦官であったエチオピア人。信仰者としてエルサレム巡礼をした帰り道。ただし、異邦人でユダヤ教へ改宗しても、神殿では多くの差別も体験したことでしょう。帰りの馬車の中でイザヤ53~57章(昔は「巻物」です)を読んでいる中で、「苦難の僕」は誰なのかとの疑問が生まれます。そうなのです。「苦難の僕」は誰なのかは旧約聖書では解り辛い話。そこで主がフィリポを遣わされ、宦官に聖書から福音を語り、この「苦難の僕」こそ主イエス・キリストであったと、主イエスのもたらせた福音と主の受難を語ったのです。宦官は対話し、そして、主を信じ受浸します。フィリポが消えても主が共にいてくださいます。宦官は喜びの道を進むのです。なお、「宦官」は女王や王の側近として仕える者でしたが、去勢されていました。去勢されている人のことを「枯れ木」と表現する時があります。これは人権無視だよねーと思います。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 徳島キリスト教会。徳島市中昭和町1-31にあります。1956年に始まった教会です。ホームページには次のような案内があります。1956年高松バプテスト教会伝道所として伝道を開始。3月4日より主日礼拝を開始。1960年5月8日より現在の徳島市中昭和町に会堂を建築し礼拝を守ってきました。2016年11月より会堂建築を開始し、2017年6月末に完成、7月9日より新会堂での礼拝を始めました。新しい会堂が与えられ教会の歩みが新しく始まったところです。建物だけでなく、内なる信仰も新たに歩みを始めています。どうぞお気軽にお訪ねください。
  <徳島キリスト教会の使命>
1、霊的安らぎを提供する教会 A Church that provides spiritual comfort
2、隣人に仕える Church Serving Neighbord
3、救われた喜びを分かち合い伝道する教会 Share the Joy of bring saved Church to evangelize

また、新しいメンバーを迎えて教会に若者が増え、国際化しています。日本語に自信のない方もお気軽にお訪ね下さい。手話通訳もはじめています。とのことです。当教会の前牧師の杉山修一氏は現在、この教会の協力牧師をされています。また、この教会の杉山いずみ牧師が来る4月23日(日)所沢教会「ジョイフルサンデー」11時~正午、ゲストとして礼拝でのお話や讃美歌の演奏をしてくださいます。ぜひおいでください!

祈りの課題は以下です。①外国籍の方たちに必要な助けが与えられるように。②すべてのこどもが愛されるように。③ろう者と共なる礼拝の充実。 牧師・杉山 いずみ、協力牧師・杉山 修一

2023年04月02日