4/4 使徒言行録7章51-8章3節 「殉教者を生まない世界」
初代教会の執事となったステファノは主イエスとその福音をよく理解し、旧約聖書から主イエスにつながる説教が記されています。主イエスが過去の預言者のように殺されたことを語る時、聞いていた人々はステファノをリンチして殺します。ステファノは主イエスと同じように「この罪を彼らに負わせないで」と祈ります。私は複雑な思いになります。ステファノは逃げても主を証しする歩みをしてほしかった。その死は御心だったのでしょうか。イエスの死は地上最後の犠牲、赦しに生きる世界の到来の告知でした。主の御心は思想信教を理由とする「差別」や「殉教」者を生まない世界を創出することであり、我らはその世界を願うのです。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 高知伊勢崎キリスト教会。高知市伊勢崎町3-8にあります。この教会の河野牧師は、西南学院大学神学部時代、同時期に入学、卒業した友人です。新聞にサラリーマンから牧師になった方々のことが紹介されている記事を読んで感動し、入学しようと西南学院大学に行ったところ、クリスチャンでなければ神学部(牧師コース)に入れないと言われて、その当時住んでおられた所沢教会に通うようになり、その後、西南学院大学神学部に学士入学しました。語学がとても堪能でギリシャ語、ヘブライ語は必須課目ですが、ラテン語まで勉強されていました。昨年から高知伊勢崎キリスト教会の牧師をされています。「認知症カフェ」などされているので、ぜひお近くの方、行ってみてください。教会はとても安心なところですよ!祈りの課題は以下です。①新年度の歩みのために。②全年齢層が集う教会に。若年層への伝道・信仰の継承。③地域に開かれた活動(みんなが集まれる場、認知症カフェ)が祝されるように。牧師・ 河野 宏一