4/3 ルカ福音書22章31-34,39-45節 「主イエスの二つの祈り」
「最後の晩餐」の場面での祈りとゲッセマネの二つの祈りに注目します。主イエスはこれから起こる危機に対し、ペトロの思いは「決してあなたを見捨てません」ということでしたが、主イエスはすべてをご存知でペトロが過ちを犯さないよう祈ったのではなく、ペトロがイエスを否定しても、信仰を失ったとしても、主イエスは決してペトロを見放さないことをペトロ自身が知り、新たに生きるために祈りました。もうひとつの祈りはゲッセマネでの主イエスの十字架上での死、それは「御心を受け入れる」格闘の祈りでした。主イエスはいつでも逃げることはできましたが、御心と現実のはざまを歩みつつ、困難を受け入れる覚悟と未来を神に委ねる祈りへと変わるのです。本日は「日本バプテスト連盟結成記念日」です。戦中はキリスト教会は政府によって一つの「日本基督教団」にまとめられました。戦後、バプテストの信仰に立つ教会はバプテスト主義に基づく「日本バプテスト連盟」を結成し、「日本基督教団」から離脱しました。最初は6つの教会でしたが、現在は288教会、26伝道所で構成されています。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 徳山バプテスト伝道所。連絡は今治バプテスト教会(愛媛県今治市日吉町2-7-21、電話:0809-23-3776)にお願いいたします。祈りの課題は以下です。①教会を通してキリストが指し示されるように。②来会者と一緒に礼拝を。③悩める人に寄り添えるように。牧師・今井 謙一、今井 朋恵