4/1 ルカ福音書23章13-25節 「人を裁くのは自分を守るため」

 再びピラトの元に連れていかれた主イエス、そして、祭司長と議員(ユダヤ70人議会)らに対して死刑に該当するような事実はなく釈放すると語ります。しかし、一斉にバラバを釈放し、イエスを殺せと叫びます。当然神殿側が仕組んだことです。バラバは「暴動と殺人の理由」で死刑が決まっていた政治犯だと思われます。ピラトは三度目にも釈放と告げますが、人々の声がますます強くなり、このままでは自分に対して暴動が起こることを恐れ、ついにバラバを釈放し、イエス死刑を決めたのです。このような大きな祭りの時は「恩赦」があったようです。いずれにせよ、イエスを殺す思い、それは自己保身だけです。神殿側は自分達の過ちを認めず、現状の保身を考え、ピラトも自分の立場を守るためでした。現代でも、それは政権下で施政者の保身のために、殺された人がいること、なんと悲しいことでしょうか。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 松山バプテスト教会。愛媛県松山市此花町7-13にあります。時間がある時は、それぞれの教会のホームページを覗くのですが、松山教会はとても楽しいし、情報が豊かなHPになっています。きちんと更新されています。「出来事」という欄には葬儀の様子なども見ることができます。また、松山に関する情報や切支丹遺跡なども紹介されています。1952年に始まった教会なので70年を超えた感じです。とにかく四国では女性のワトキンス宣教師の働きが大変すばらしいですね。交通機関がのっていました。道後温泉行き伊予鉄路面市内電車で勝山町駅下車⇒愛媛銀行前道路を東に向かい松山東高校手前三差路⇒右(南)20メートル、とのこと。祈りの課題は以下です。①主イエス・キリストを礼拝する交わりにあることへの感謝。牧師・川上 敏夫

2023年03月31日