3/31 ルカ福音書22章6-25節 「ヘロデ・アンティパス」
ヘロデという名は聖書に数名登場。イエス誕生の頃は「ヘロデ大王」で、ローマ支配下の中でその地域から選出された地域の「王」。昨日のピラトの下でユダヤ人として地域を治めました。ヘロデ大王の第四の妻の息子が今日登場の「ヘロデ・アンティパス」。彼はマルコ六章に記されますが、洗礼者ヨハネが自分の結婚を批判していることを聞き、ヨハネの首をはねた者であり、しかし一方ではイエスに対しては興味関心を持っていたことが解ります。ピラトはあまり関わりたくないので、ヘロデに送り、措置させるのですが、ピラトに対しても主イエスが何も語らなかったのでヘロデは兵士らと共にイエスをあざけり、ピラトに送り返します。皮肉にもこの日、悪意によりヘロデとピラトは仲良くなります。今日で22年度も終わります。コロナの影響が続き、そしてロシアのウクライナ侵攻という、世界が脅かされる年でした。新年度、世界が心合わせて平和や相互の尊厳を守ること、安心安全な世界をつくることをお祈りいたします。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 連盟引退教役者の方々を覚えて。藤田 吉信氏(大分県在住)、三ツ木 茂氏(千葉県在住)