3/12 ルカ福音書19章28-42節 「平和の訪れをわきまえない人々」

 ルカが伝える主イエス入城の様子。「ろば」入手の顛末は同じですが、叫んだの弟子達とされますし、ここではまだ入城前です。しかし神殿に向かう人は多かったし、それゆえ「弟子を黙らせよ」と言われますが、主イエスは「この人たちが黙れば、石が叫び出す」と語ります。何かの力で福音、真理が黙らされようとも、政治中枢から見れば小さな石ころのような存在、民衆が叫ぶと言うのです。そのような民衆の声が世界を変えるのは今もなお真実。大きな力が振り回される中、弱い存在、小さな存在が互いに励まし合い、語り出すことが大事なのです。そして主イエスは涙します。「平和の道、神の訪れをわきまえなかった」とは、主イエスを正しく理解できなかったこと、平和と和解を告げる主イエス・キリストを人間は殺すことになります。そして、今日もまた、主イエス・キリストはこの世界の現実を見て涙流しておられるでしょう。今日はU・Fさんのお誕生日おめでとうございます。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 北九州キリスト教会。福岡県北九州市戸畑区中本町12-34にあります。この教会の斉藤牧師は数年前まで西川口教会牧師で、いろいろ交流をいただきました。昨年お元気な姿を拝見して嬉しかったです。とても実直真面目な方です。今、ホームページがないようですから、早くつくってほしいです。また、この教会を母体として「社会福祉法人北九州ナオミ福祉会 保育所ナオミ愛児園」がうまれています。この愛児園のお子さんやご家族が、「隣人を愛せ」という主イエスの言葉を知り、聖書や教会を知ってくださったら嬉しいですね。祈りの課題は以下です。①ナオミ愛児園の子たちに神の愛を。②新来者が増えますように。③祈祷会の再開を願って。牧師・斎藤 信一郎

2023年03月09日