3/11 マルコ福音書11章1-11節 「主イエスの入城」
今日はマルコが伝えるエルサレム入城の様子で、明日はルカが伝える箇所を学びます。「ろば」の獲得はそれぞれに」記されます。まだ誰も乗ったことがない「子ろば」は経験がない存在です。小さな「ろば」が主の業に用いられることを通して、我らが小さくとも、経験がなくとも主の必要に用いられる物語として伝えられてきました。そして人々は主イエスを「ホサナ(救い給え、の意味であり、「ホザンナ」とも表記されます)」と喜びと期待をもって叫びましたし、「枝を切ってもってきた」のは「棕櫚(しゅろ)の枝」とされます。なので今も受難週に入る日曜を「パームサンデー」と言うのです。人々には主イエスに対してローマからの解放を導く者との誤解があったようです。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 若松バプテスト教会。福岡県北九州市若松区栄盛川町9-1にあります。この教会の歴史は古く、1889年の設立です。ホームページではこう紹介されています。「133年の歴史がありますが、戦後、後に若松市長になり、若戸大橋の建設に貢献した、吉田敬太郎牧師が、若松バプテスト教会の基礎を作りました。」、この吉田敬太郎氏がの自叙伝が先ごろ再販されました。吉田敬太郎は軍部批判で投獄、その後、牧師、そして若松市長から北九州市誕生に尽力された方です。この本の購入を希望される方は「若松バプテスト教会」のホームページをご覧ください。西日本新聞での紹介記事もみることができます。また同教会のホームページには「戦後はこの栄盛川に教会堂を建て、そして、神愛幼稚園を生み出してきました。地元の方はどなたもご存じと思います。最近ではテレビ、映画でも取り上げられたことがあります。」ということです。とにかくこの教会と幼稚園の敷地が広くて管理は大変そうだなぁと思いますが、こんなすばらしい空間で育つ子どもは幸いだと思います。永町牧師は北関東地方連合でいろいろ親しくさせていただきました。ごくたまに北九州市まで用事で行くことがあるので、いつかお訪ねしたいと思っております。祈りの課題は以下です。①伝道の愛のわざが導かれますように。②神愛幼稚園との協働。③働き人がますます与えらますように。牧師・永町 友恵