3/10 ゼカリヤ書9章9-10節 「踏みにじられる平和」

 ゼカリヤ書は8章までが預言者ゼカリヤによるもので紀元前520年代頃に記され、ゼカリヤは預言者の系譜で最後期であり、神殿再建に向けての預言を行い、515年に神殿が再建されます(第二神殿)。9章以降は神の王国の勝利を黙示文学的色彩で描き、前3~2世紀の成立と考えられます。今日の箇所は主イエスのエルサレム入城の預言。「シオン」とは第一神殿建築後のエルサレムの別称。そこに王が入りますが、王が乗るのは軍馬ではなく、農耕に用いられる「ろば」であり、平和が告げられると記されます。主イエスはろばに乘ってエルサレム入城を果たしますが、その主イエスは当時の政治的・宗教的支配者に殺されます。平和はこうして抹殺されます。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト高須キリスト教会。福岡県北九州市若松区高須東3-4-5にあります。1986年に開設された割と新しい教会です。まだ行ったことがないのですが、どんな教会なのでしょう。ホームページはないようですがFacebookで礼拝の配信、その後一週間は閲覧できるようです。祈りの課題は以下です。①将来計画が祝されるように。②信仰決心者が与えられるように。③地域の教会とさらになれるように。牧師・三上 渡、協力牧師・山田 雄次

2023年03月04日