2/21 ルカ福音書5章27-32節 「『すべてを捨てる』ことの誤解」
この箇所は最近礼拝宣教でも扱いました。今日は、聖書や教会の伝統の中で用いられる「何もかも(すべて)を捨てる」という表現について。「牧師等は親や兄弟や財産も全て捨て、清貧に甘んじる生活」というイメージがカトリック修道院等の伝統と重なって用いられることがありますが、そのようなことはありません。何か凄い理想を要求いするようです。主イエスは家族を大事にしたし、私もそうです。ペトロの実家(漁師)は大きかったしそれを捨ててはいません。パウロも妻や財産を全て捨てたわけではありません。意味するのは「主に従うこと、仕えること」を第一にすることであり、それは家族を愛する道でもあります。財産や家族との縁切りや多額の献金を勧める宗教は危険です。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 別府国際バプテスト教会。大分県別府市中須賀東町10組の1 にあります。別府は日本でも有数の温泉郷で、町の中にはたくさん湯気が上がっていたり、温泉を用いた「地獄」や「ラクテンチ」もありますし、そこから山に上がっていけば、ある程度距離がありますが、「湯布院」等の観光地や温泉があります。そしてこの教会は「国際」とありますが別府はという観光地を背景とした日本最大の留学生を抱える立命館アジア太平洋大学があり、その学校の教員や学生が多く参加されているようです。ぜひみなさんも行ってください。祈りの課題は以下です。①信仰の絆と交わりのために。②国際教会としてビジョンの共有。③教会墓地取得のために。
牧師・酒井 朋宏