2/20 ルカ福音書4章16-21節 「『報復』する神ではなく」
主は聖書を渡されてすぐに説教をしたようですが、事前打ち合わせはあったと思います。それより、22節は「恵み深い言葉に驚いた」、人々の反応は否定的な驚きです。一つは「あの大工ヨセフの子が偉そうに語りやがって」という差別的な言葉。もう一つはイザヤ書が読まれたのがルカが語るように19節までだったゆえだと想定します。引用しているイザヤ書61章を読めば「神が報復される日を告知して…」との言葉を主イエスは読まなかったのでしょう(聖書に「章」や「節」がついたのは16世紀半ば以降)。ローマ支配の辛酸をなめた人々はいつの日か神の「報復」を期待していました。しかし主イエスは「報復」する神を語らないのです。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 臼杵キリスト教会。大分県臼杵市福良187番地2にあります。大分県も北九州地方連合の一員ですが遠いですよね。臼杵はあまり知られていませんが、切支丹(=クリスチャン)が多かった時代もあり、その遺跡等を松永正俊牧師が行なっております。もちろん、切支丹は時の城主が切支丹になればその一族や家臣も切支丹になるので、どれほどの信仰であったのかは問題がありますが、その中では確かにキリストの教えを最上と考え、実践した人は必ずいたと思います。また、永松博牧師のお連れ合いは、以前、牧師をされていましたが、現在地域おこしの取組みをしたり喫茶店(または売店)のようなものを開設しておられます。小っちゃい頃を知っている方ですが、その地域で頑張っておられることを感謝してます!いつか行きたいものです。祈りの課題は以下です。①神の招き(外なる声)に聴く一歩。②更なる教会設備補修課題のために。③開かれ協力して宣教に励むために。牧師・永松 博、協力牧師・松永 正俊