2/19 ルカ福音書12章13-21節 「あなたに預けられた命」
遺産相続の争いがあります。親から譲り受け、自分で稼いだわけでないのに、権利を主張しますが、そのようなことには私も決して自由ではないですね。遺産が多ければ多いほど問題は複雑になります。主イエスは相続トラブル相談を持ち掛けられるのですが、主は財産分与の問題とはせず、「財産とは何か」「いのちとは何か」との課題に目を向けさせます。そこには、私共の命は自分では最終的にどうすることもできず、富を積んでも死んだら何も持っていくことはできません。裸で生まれ、裸で帰る存在。「児孫のために美田を買わず」は西郷隆盛の言葉。私共に与えられている賜物(たまもの…命、能力、病等全ての「恵み」)は神から貸し与えられているもの。そして、その管理を任せられているのが人生。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 福間キリスト教会。福岡県福津市津丸983-11にあります。私が西南学院大学神学部にいた何十年前は「福津市」という名前はありませんでした。福津市には「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群は、世界遺産に登録されています。宮地嶽神社も有名ですね。福岡県と大陸は近いので昔から様々に文化交流もなされていたのです。地図でいえば、福岡と大阪より韓国の方が近いですからね。この教会は大昔に行ったことがあります。祈りの課題は以下です。①バプテスト精神に立ち、主の業に励む。②喜びと感謝に満たされて、地域の灯台となる。牧師・近藤
浩久、協力牧師・宮崎 信義