2/16 フィリピ書4章10-20節 「どんな状況でも」
パウロは伝道者としての生活費や移動費用、更に関係者を支える費用を必要とし、そのための献金を感謝して伝えています。でも一方で自分はどんな境遇でも対処する秘訣を持っていると語るのです。教会は非営利団体ですし、牧師の境遇は一般的に厳しく、牧師の副業や家族の仕事で家計が成り立つ人が多いのです(これは課題を含む)。私も副業していた時代は長いです。連盟加盟教会の平均収入は年約600万円で牧師費や教会の運営費管理費を支出して活動しています。通常の牧師はその状況を知った上で主に仕えます。高収入を目指すなら牧師の道に進まないが吉。でも、パウロも我らも主と教会に仕える生活は基本的に喜びであり、共に歩む教会の方々と主への感謝を常に覚えて歩む日々です。今日はK・Yさんのお誕生日おめでとうございます!
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 西戸崎キリスト教会。福岡市東区西戸崎6-2-27にあります。昔は漁村という感じでしたが、今は随分変わったでしょうね。長らく幼稚園も行なっていました。この教会の牧師もいろいろユニークな牧師ですし、そういえば、先日「讃美歌の解説本」を自費出版したと思います。お連れ合いがまたユニークな方で、私が出会った最初は、つまらなそうにタンブリンを父親のサックスに合わせて演奏していたのが印象に残っています。その後、ライター(本や雑誌に文章を書く人)として理解し、また、ゴスペルを故亀渕先生に習っていたシンガーであることを知り、私が福岡有田教会に在任時代は「ゴスペル教室」の指導者として活躍してくださいました。今は、福岡市の西の糸島に「ヘブンズガーデン」という施設を使って活動されています。「ヘブンズガーデン」なので洋風の建物かなぁと思って、一度行く機会があり、行ったら、古い日本家屋でした。そこでは宿泊者を受け入れたり、最近は「羊の毛」を使った作品をつくったり、その教室をされています。なんといろいろな才能が与えられている方でしょうか!すてきな方で、影ながら応援しています。教会の祈りの課題は以下です。①伝道活動が活発にできますように。②バンド奏楽者が加えられますように。③病床者の治癒・回復を切に祈る。牧師・城 俊幸