2/6 ルカ福音書8章4-15節 「み言葉は種」

 良く知られている「種蒔きのたとえ」です。11節からは解説があります。種がどのように成長するのかは、落ちた場所が問題なのでしょうか。それは偶然にその場所だったのでしょうか?テーマは農業ではなく、人間の心に関わることです。もしその種が大事だと思えば、鳥や石地から拾い出して育てようとするでしょう。ゆえに場所の問題ではなく、種を自分が大事に育てるか否かの問題です。御言葉もそうですが、それは人の言葉や出会いでも同じです。販売で成功している人に誰もがその秘訣を尋ねます。その人はすべて教えてくれるそうです。でも一時は真似ても続かない人は続かないとのこと。受け止めた言葉、御言葉を大事に育てることが喜びの道に繋がります。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 福岡西部バプテスト教会。福岡県糸島市前原東3-13-63にあります。「糸島」の「糸」は元来「伊都」でもあり、伊都国は「邪馬台国」説もあります。糸島は九州大学が移転したり、海や自然が豊かなところでとても人気のある地域になりました。この教会の麦野達一牧師は、音楽大学でホルンを学び、その後、留学経験もあったと思います。ホルン吹きですね。お連れ合いの方は音楽大学でピアノか音楽教育を学び、ピアノをとても上手に弾かれます。お二人で演奏されるなんて素敵ですね。麦野牧師はFacebookではラーメン食べたり、自転車こぎをしたりの写真がよく出てきますが、西南学院大学でも一般教養の「音楽」を教授したりしております。教会堂もよく目立つ大きな建物(行ったことはないけれど)です。ぜひ、九州大学や西南学院大学の学生さんなど、別に学生でなくてもよいので、多くの方にこの教会を訪ねてほしいと思っております。ひとつ、素晴らしいエピソードを。私が神学生時代、麦野牧師が育った教会に伺ったことがあります。高校生だった麦野くんは部活(もちろん吹奏楽)のため、通常の礼拝には出れないので、日曜の朝早く、牧師であった父、麦野賦牧師と二人で礼拝をして、それから麦野達一くんは学校に行っておりました。きちんと礼拝を守る姿にとても感動した思い出があります。お連れ合いの方のいろんな話もあるけど、それはまた次回。祈りの課題は以下です。①礼拝を第一にして信仰生活を送る。②コロナ危機で困窮している人々に寄り添う。③与えられる出会いを大切にする。牧師・麦野 達一

2023年02月04日