12/20 ルカ福音書9章57-62節 「優先順位を考えること」

 主イエスに自分から従いたい人、あるいは主が「従いなさい」と招く人々があります。従おうとする人に「…枕する所もない」、つまり、その多忙さを語ります。その後は記されませんが、多分「ではやめます」だったのでしょう。主イエスが招いた人は「父が高齢なので、落ち着いてから」とか、家族と「いとまごい」(=別れを告げて)と断ります。まぁ、人間はよっぽどの気持ちがないと先延ばしにします。主イエスにとっては「先延ばしできない、大事なこと」で、温度差があります。でも断った人の気持ちは良く分かります。私も優先順位を日々決めて生きてますから。でも、時々、「この順番が最善なのか」と考えてみたいものです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 長崎バプテスト教会。長崎市片淵1-1-4にあります。1896年創立で、先日120周年記念の礼拝等が行われました。長崎っていう町は本当に山が迫って平地が少ないのですが、その中で、町の中心に近いところにあります。アクセスは・長崎電気軌道「諏訪神社前」電停下車、地下道に降りて右へ、2Aの出口より出ると、親和銀行前に出ます。その右手、川向こうに教会が見えます。ということです。「諏訪神社」はよく聞きますね。この教会では「幼児教室光の園」や「ゴスペル活動」「ハングル語講座」等も行なわれていますし、何より特徴的なのは日曜の第二礼拝が11時02分から始まることです。その意味をこう伝えています。「1945年8月9日午前11:02、長崎市に一つの原子爆弾が投下され、7万人を超える人が死に、多くの人々がその後も放射能と被爆によって身体的、精神的、社会的そして霊的な苦痛を受けました。私たちは二度とこのような悲劇がこの地上に起きることがないように、教会は毎週日曜日の礼拝の度ごとに、まことの平和を覚えて祈ります。」この時間、「鐘」が鳴りますが、この鐘はキムさんから献げられたもの。そのことは長崎バプテスト教会のホームページをご覧ください。祈りの課題は以下です。①120周年記念の納骨堂建築・ノーザンクロス(北部伝道)のために。②教会内の組織改革のために。 委牧師・曺 銀珉、副牧師・田口 圭子、音楽主事・嘉手苅 夏希、教育主事・竹内 洋美

2022年12月19日