11/28 ルカ福音書1章1-4節 「ルカの働きと研究によって」
福音書著者ルカは異邦人でユダヤ教徒からキリスト教徒になった人。「医者ルカ」と呼ばれるのはコロサイ書4章1節が根拠。宛先のティオフィロはローマ帝国高官と考えられています。異邦人に向けて記されたゆえ、旧約聖書の引用は控え目なので、私共にも解りやすいのです。加えて「祈りの福音書」として祈りの場面を多く伝え、「女性の福音書」として女性が登場する物語を多く採用し、「讃美の福音書」として讃美の言葉も多く残しています。ルカが参考にした主イエスに関する文書(例えば「イエスの言葉集(Q資料)」、マルコ福音書、その他地域に残る話)を収集し、順序を立て並べ、編集したのです。その熱意ある研究と執筆によって私共は他の福音書と共にイエスの姿を知り得ることが感謝です。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟「専門委員会議・地区宣教主事会議」。総務、地区宣教主事、国外伝道、青少年伝道、教会音楽、賛美歌検討、『聖書教育』編集、教会教育、『バプテスト』編集。坂本牧師は「賛美歌検討委員会議」の委員をしています。