11/6 ネヘミヤ記2章15-23節 「良い企てへの備え」
ネヘミヤ記は元来エズラ記と一つでしたがある時期から分離されました。ネヘミヤはユダヤ人でありながらペルシア王アルタクセルクセス1世の献酌官という王に近い側近の一人でした。エズラと共に捕囚帰還後のエルサレム城壁再建や宗教改革運動をした人です。故郷エルサレムの窮状を聞き、心痛めたネヘミヤの様子を知った王が、エレミヤの帰国並びにその後、ユダヤ地区総督の地位を与えました(1~2章)。今日の箇所はネヘミヤが最初の帰国をし、エルサレムの状況を調査した場面です。城壁再建(=町の再建)を心に決めたネヘミヤを嘲笑うのは捕囚中にエルサレム地域に入ってきた人々。連盟「聖書教育」誌では11節の「三日」に注目して黙想しています。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 平岡ジョイフルチャペル。札幌市清田区里塚3条1丁目7-5にあります。この教会の三上牧師についてHPから紹介しますと、1994年3月 東京大学大学院修士課程(西洋古典学専攻)
修了(文学修士)、1997年3月 東京大学大学院博士課程(西洋古典学専攻) 単位取得満期退学、2016年3月 文学博士(筑波大学)。東大の西洋古典は多くの神学者や神学教授を輩出しているところです。そのような背景があって、「『書物としての聖書』をはじめ、『書物としての仏典』や世界の名著を
日本語訳または原語テキストで自主独立に共同学習いたします。
それによりパイデイア παιδεία (“教育・教養・文化” を意味する古典ギリシャ語) をつちかうことが私たちの願いです」とあります。「学術的に読む」という言葉になんとなくひっかかります。もちろんどのような方法で聖書を読んでかまわないし、私も批判的方法で聖書を読みながら、その先に語りかけてくる言葉を聞き取ろうとしている者ですが。祈りの課題は以下です。①日曜の「学術的聖書講話」のために。②木曜の「学術的聖書購読」のために。③ヘブライ語とギリシア語聖書購読。牧師・三上
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