11/2 ローマ書3章9-31節 「神の義」

 パウロはまず、ユダヤ人だけが「選民」として神の愛の導きにあるのではないと告げ、全ての人間は罪があるのだと語ります。最近「清め/浄め/聖め」という言葉を考えていて、人類には共通して「きよめ」を求める意思や宗教としての表現があることを感じ、「生きる」ことは誰かの犠牲の上にあるゆえに、あるいは過ちを犯すことを知っているがゆえに、人は「きよめ」を求めてきたのだと思います。その「問い」を解決するのが「主の赦し」であり「神の義」です。「義」の漢字は「我」の上に「主」があります。ところが人間は反対に、神をも自分の召使としました。そうではなく、神の愛、神の赦し、神の忍耐が我らを主の道に戻し、命の道を教えるのです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 苫小牧バプテスト・キリスト教会。北海道苫小牧市日吉町2-4-20にあります。苫小牧(とまこまい)は一時は産業が盛んでしたが、今は減少しているような感じがいたします。でも水もおいしいところです。教会はJR糸井駅より徒歩8分、新しい素敵な会堂ができています。今、専任牧師がおらず、函館美原教会の福田牧師が月に一度行って、礼拝や役員会や信徒会などを行ない、これから向かう道を考えておられます。祈りの課題は以下です。①求道者、働き人、牧師が与えられ、②地域に根ざし、③福音の種が広がるように。代務者・桜井 明、助言者・福田雅祥(函館美原教会牧師)

2022年11月01日