10/16 エズラ記6章13-22節 「神殿完成は一つの経過点」

 捕囚帰還後の神殿建設工事は様々な困難に直面しつつ、遅々とした歩みでした。途中の中断のため、神殿ができたのは定礎から20年と言われます。その間、人々生活基盤の確立や政治・経済の確立もありますし、外部からの圧力もありました。でも歴史の流れから思えば20年はそれほど長くもありません。そして民が心も体も疲弊した時には預言者が励ましの言葉を送り、遠方からの助けもありました。完成した神殿もソロモン神殿から見れば規模も見栄も劣ります。建物ができればそれでよいのでしょうか。一瞬にして壊れることもある建物の完成時もそれは経過。建物建築を通して、民が形成され、一人一人の能力が生かされ、共に喜び、共に生き、互いに祈る歩みが育まれるのが一番大事なのです。今日は、私、坂本は川越キリスト教会で礼拝のメッセージをするために行きます。所沢教会は浅見祐三牧師のお話です。浅見祐三牧師は年に3回程度メッセージをしていただいています。めったに聴けませんからぜひお楽しみに!

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 南光台キリスト教会。仙台市泉区南光台5-5-5にあります。私も行ったことがある教会で、木材を用いて円(サークル)のような建物がとても教会の個性を表明しています。この建物ができたとき、お金が足りなくて、ガスはプロパンガスになったのですが、震災の時、近隣のみなさんのガス供給が止まり、この教会でお風呂や食事作り等で大変用いられたとのこと。祈りの課題は以下です。①主題「希望によって歩む」(ローマ書5章5節)。②礼拝と交わりが守られますように。③福音宣教の業が祝されますように。牧師・田中 信矢

2022年10月14日