10/3 エズラ記2章1-35節 「先達の歴史を背負いながら」
バビロンから解放された帰還者のリスト。大体、読み飛ばして良いのですが、最初に帰還した人々は共同体のアイデンティティ確立の重要な要素です。この第一陣の指導者は2節の「ゼルバベル」と「イエシュア」。ゼルバベルはダビデの家系に属し、後に彼らが新しい神殿の創設と完成において大きな役割を果たします(3章2節、4章3節、5章2節)。そしてこの名簿の名前は捕囚の時から生き残っている人は極少なく、二世、三世の人々ですが、家族の記憶、歴史を刻んできた人々です。「ファミリーヒストリー」というテレビ番組がありいろいろ先達の歩みを思い起し、その歩みがあって我らが今あることを感じます。我らも、この人々も、それぞれ先祖の歴史、苦難をと希望を背負って歩み出した人々です。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 東海バプテスト教会。茨城県那珂郡東海村須和間2000-1にあります。新しい住宅街の入口、かつては住宅を販売する事務所だったところを今、教会として利用しています。何より、「みぎわ幼稚園」が有名でしょう。音楽等を通した情操教育、そして、ミッションスクールとしてキリスト教を基盤とした幼稚園です。この幼稚園の母体であり、祈りで支えているのがこの教会です。前牧師が突然召されびっくりしました。そして今、前「水戸バプテスト教会」牧師であった加山彰一牧師が就任されています。加山牧師は讃美歌の作曲などもされる先生です。私には最近「水戸黄門」の顔とだぶって見えます。祈りの課題は以下です。①主日礼拝、教会学校、祈り会の充実。②成熟した信徒づくりのための訓練。③近隣の方々と教会、幼稚園の子どもたちの救い。牧師・加山
彰一、協力牧師・諏訪 泰子(学校法人「みぎわ幼稚園」園長)