9/27 エレミヤ書30章1-11節 「悲しみの預言者」

 エレミヤは南王国の滅亡と捕囚の中で預言者として活動しました。後にエジプトに連れて行かれ預言者活動を行った後、エジプトで死去したと言われます。エレミヤは当時の同胞に歓迎されない抵抗ことの無益を訴え、国の滅亡と捕囚を預言するので人々から厭われましたが回復の希望も預言しています。7節の「ヤコブ」の言及は、ヤコブが苦悩の中から傷を受けながらも和解を得た(創世記32~33章参照)こと、またその苦難を通して「イスラエル」と呼ばれるようになったことから10節以降は個人ではなくイスラエル民族のことです。国の滅亡は政治の失敗であり、厳しい試練と代価を払った民に主は希望を語るのです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 連盟「日韓・在日連帯特別委員会」日本バプテスト連盟理事会のもとに設置されている「特別委員会」のひとつです。祈りの課題は以下です。①「外国人住民基本法」、「人権差別撤廃基本法」が一日も早く成立するように。②外国籍住民の良き隣人として歩めますように。委員長・松坂 克世(静岡教会牧師)

2022年09月24日