6/16 フィリピ2章19-24節 「それぞれが削り合わされて」

 「平和」を創るために「二つのものを一つにする」。複数の異なる存在が、強い力に吸収されるのではなく、それぞれの良き点を認め、包括的で高い次元へと進む意思をもってそれぞれが変わること。その過程で「敵意」の壁が見出されるし、自分だけが損しないための交渉術として「敵意の壁」をつくる人がいます。

 「一つの思い」になるためには、誰もが犠牲を払い、それぞれが削り合わされ平和は生れません。大工さんが二本の木をつなぐ時、一方だけを削るのではなく、両方とも削らないと良い塩梅にならないのだそうです。

 「平和」を創るために「二つのものを一つにする」。そこにおいて、主イエスが歩まれた道を思い起こすことです。主イエスはご自分が十字架にかけられることを通して平和を示されました。お一人が徹底的に犠牲を受け、敵意を滅ぼした。そして我々に平和の道を伝えたのです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト東京第一教会。世田谷区瀬田2-11-11にあり、学校法人「こひつじ幼稚園」の母体でもあります。以前、教会併設の幼稚園園長をしていたとき、日本バプテスト保育連盟」の研修会に参加しておりました。「こひつじ幼稚園」の先生方がすてきに楽しく保育されている姿、とても元気で好感を持っておりました。今年度から高見龍介牧師、岡村直子牧師が就任されました。岡村直子牧師は関西にいる時も親しくさせていただき、それ以前に神学校で1年か2年一緒に学んだ仲間です。シンガポールでの連盟派遣牧師としての経験もお持ちの方です。お二人は夫妻でもありますが、活躍を祈っております。祈りの課題は以下です。①新しい牧師夫妻との歩みのために。②バプテスマ者が与えられますように。③幼稚園の働きが祝されますように。 牧師・高見龍介、岡村直子、教会主事・山本 弘夫

2020年06月13日