9/14 マタイ福音書6章5-15節 「赦さないと赦されないの?」
主が教えて下さった祈り。9節には「天」という距離的な「遠さ」にも関わらず、「父(アッバ・幼児語)」という近さ、親しみがあります。12節は「我らの罪(=負い目)の赦し」を求めますが、「我らも赦しました」との言葉には毎週戸惑いを感じる方もありましょう。神の赦しが無条件であり、徹底的なものと主は命をかけて示されました。順序として、自分が赦したから、赦されるのではなく、赦されたから赦しへと向かうのです。しかし、人は主の赦しを既得権のように見なし、自分の赦しを恵みと語りつつ、一方で人を赦そうとはしない(赦しは簡単でないゆえ、赦さない気持ちは理解できます)人間の狡さ、卑小さを主はご存知で「赦していない」自分を知るように招き、マタイは強調して伝えます。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 赤塚バプテスト教会。東京都板橋区赤塚1-18-7にあります。ここも常盤台バプテスト教会から生まれた教会です。ホームページにはこう記されています。「日本バプテスト連盟に所属する当教会は、2019年に創立60周年を迎えました。日本バプテスト連盟に所属する当教会は、2019年に創立60周年を迎えました。初代児玉振作牧師の後を受け、2001年9月より二代目石堂雅彦牧師が就任。どなたでもおいでいただける、地域に開かれた教会となることを目指しています。はじめての方も歓迎いたします。どうぞ、お気軽においでください。」とのこと。この教会の石堂牧師は私が西南学院大学で学んでいる時に、確か2年後輩で学士入学しました。石堂牧師はこう書いています。「1965年に北陸の金沢で生まれ、父の仕事(牧師)の関係で、鹿児島、福岡、札幌と移り住みました。高校時代、イエス・キリストを救い主と信じバプテスマを受け、大学時代、ある先輩との出会いをきっかけに牧師として献身を決意し、福岡の西南学院大神学部に進学しました。卒業後は東京・板橋の常盤台バプテスト教会の副牧師、北海道の釧路キリスト教会の牧師、2001年9月から赤塚バプテスト教会の牧師としての働きをしています。」。もの静かな方との印象をもっておりますが(なので、祈りの課題も言葉数が少ないようです)、もう長くこの教会で主に仕えておられます。祈りの課題は以下です。①地域伝道の活性化。②次世代への伝道、育成。教会の諸活動の再開。牧師・石堂 雅彦