9/1 詩編23編 「主の家にわたしは帰り」
ここで何度も扱った有名な詩。古代近東では羊飼いの役割と称号は、国や民族の指導者も意味していました。国民や民族は「羊の群れ」であり、王は羊が生活する面倒を見る役割ですし、一匹の羊を探す主イエスの姿は真実の「民に仕える王」を示します。それは牧会者の姿であり、政治家の働きです。この詩の背景には出エジプトの旅の記憶が反映されています。出エジプトの旅で民は不足なく、民は回復を与えられ、民は荒野の中で食卓が整えられたのです。この詩は葬儀の時にも用いられます。人生という旅を歩んできた人。人々は「まだ滅ぼされていない敵=死」があると思いましょう。でもその時、最後の敵に対し、痛烈な信頼の言葉、「永遠の家への導き」を我らは語るのです。今日はH・Zさんのお誕生日おめでとうございます。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 市川八幡キリスト教会。千葉県市川市八幡2-1-10にあります。NPO法人「ガンバの会」の母体です。「ガンバの会」はホームレス者支援や生活困窮者支援等を行なっており、コロナ危機の中で多くの働きをされ、理事長の方を何度もNHK等のニュースでお見受けいたしました。教会の祈りの課題は以下です。①生活困窮者の暮らしと健康。②アトゥトゥミャンマー支援会の働き。③ウクライナ戦闘状況の収束・終結。牧師・吉高 叶