7/29 Ⅰヨハネの手紙5章13-21節 「罪を犯さざるを得ない人間」

 「永遠の命」はヨハネ文書で特徴的な言葉で、「救い」の表現の一つ。「死に至る罪」と「死に至らない罪」があり、その違いについて様々な議論があります。私の結論としてはそれを定めるのは神ご自身であり、人間がそれを規定することこそ自らが神となる「死に至る罪」でしょう。そして、何よりヨハネ文書が語っているように「神の愛」によって私共は赦しを得ることを第一に考えるべきです。神の意思は罪に定めることではなく、愛と赦しにより人を救うことですから。「神から生まれた者は罪を犯しません」は、「罪を犯さないよね」との願いの言葉。「罪を犯さない」ことを求めても人は罪を犯す存在であり、だからこそ主の導きと守りを願い歩むのです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 第60回全国青年大会。日本バプテスト連盟に加盟する教会・伝道所に所属または通っておられる方々の自発的な集まりで、もう60回を数えます。年一度の「大会」で実行委員会等が決まり、運営されています。今年は福岡市中央区にある「大名クロスガーデン(平尾バプテスト教会)」で対面とオンライン併用で8月11日~13日まで開催されます。当教会からも一人参加予定です。祈りの課題は以下です。①初めての対面とオンラインの併用開催での「全国青年大会」が守られるように。より多くの青年が導かれますように。実行委員長・津留崎 憲史(仙川教会員)

2022年07月24日