7/28 アモス書5章10-15節 「亡国に向かう中で」
預言者アモスは紀元前8世紀に滅亡が近づく北王国イスラエルで活動。「預言者」は神の言葉を預かり、その言葉や意思を人々に伝える働きです。北王国は、周辺民族の支配と貿易に支えられて裕福になりますが産業の変化で、国民の経済格差が拡大、兵役等の労役と重税が人々を苦しめます。アモスはその中で支配者層に対する厳しい言葉を語りました。13節の「知恵ある者は…沈黙する」の「知恵ある者」とは正しく国を導こうとする心ある者達ですが、国や国家宗教に対する批判ができない状況、つまり、言論封殺。アモスも最後には追い出されます。支配者はさらなる富を求め、苦しむのは一般庶民だし、それは亡国へ進む道。我らは現代の警告として聞くべき言葉です。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 全国壮年会連合。この連合体は日本バプテスト連盟の加盟する各教会・伝道所の各「壮年会」の連動体です。働きとしては牧師・伝道者になろうとして学んでおられる方々への奨学金を担当しておりますし、そのための献金を呼び掛けて運用しています。また、年に一度は「総会と全国大会」を行なっています。祈りの課題は以下です。①8月26~27日の全国大会in北海道が祝されるように。②伝道者養成の新たなビジョンが示されるように。会長・山田 雄一(大井バプテスト教会員)