7/20 ローマ書6章1-11節 「赦された者として」
聖書の「神の赦し」を語る時に思い起すのは元西南学院大学青野太潮教授の論文のひとつ。有名な「罪と罰」(ドストエフスキー)という小説から引用し「赦されるならあれもこれもしてよいのか」との言葉に「赦されていることを知る者は決してそのようなことはしない」という内容。「罪」について理解が難しいと思う人も多いでしょうし、「お前は罪人だ」とは我らは言い得えないのは、自らが罪人であるから。人間は生きている限り、悪意や妬み、他者を断罪し、馬鹿にし、裏切る思いから自由ではありません。ゆえにすべての人間は「罪」を感じるがゆえに「清め・浄め」等を宗教に求めましたと思いますし、それは世界共通のように感じます。主イエスは徹底的な神の赦しを語り、「赦された者」としての希望と真理、そして人間が歩み道を確かな形で示されたのです。今日はC・Mさんのお誕生日おめでとうございます。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 恵泉バプテスト教会。東京都目黒区中目黒3-13-29にあります。JR等の「中目黒」駅から、少し歩いて、坂を上っていったら左手にあります。教会附属幼稚園として「めぐみ幼稚園」を運営しています。この教会の福永牧師は、神学校の少し先輩です。作詞・作曲・演奏とされる方で、日本バプテスト連盟発行の讃美歌集「新生讃美歌」にも福永牧師の曲が入っており、とても人気ですし、私どももよく歌わせていただきます。今年、2022年10月30日には当、所沢キリスト教会で特別礼拝の講師としてお招きしております。開催できますようにお祈りください。松見牧師は日本バプテスト連盟「宣教研修所」の所員として私ども「北関東地方連合牧師・主事会」の研修会等にご協力いただいたりしています。祈りの課題は以下です。①一日も早い戦争の終結のために。②み心に従う組織改革と成熟のために。③子どもの信仰が育まれますように。牧師・福永 保昭、協力牧師・松見 享子