6/8 イザヤ書40章6-11節「主の言葉はとこしえに」

 「主の風」という表現は単なる風ではなく、世界と歴史に吹き、動かすような風という意味であり、測りがたい力をここで言います。コロナウイルスや世界征服を企む風もそうでしょう。人間の征服者達は、人間の力と富が永続的であるという幻想の下に帝国を築きます。 一方ですべてを無に帰してしまう主の風は時に救いとして作用いたします。「肉なるものは皆、草に等しい」という告知は、地位と力の差異のすべてを取り除いてしまいます。すべての人間は「草」として等しい立脚点にいるのです。草は枯れ、花はしぼむ、永続的なものはない、しかし、その一時を用い心安らぐ世界をつくることも可能。草のような人間は神の言葉を聞くことへと招かれています。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 横浜大和町キリスト教会。現在、固定した集会場所がありません。行ってみたい方は電話090-4829-6692にお電話してください。祈りの課題は①礼拝場所が引き続き与えられるように。②近隣の方々がみ言葉を聞きに来られるように。牧師・鉄井 三千夫

2020年06月07日