5/25 ローマ書5章1-11節 「パウロにとっての苦難」

 「苦難」は突然予期せずやってきます。原因の理解は難しく、続いている時、結末が見えないことが苦しみを増大させます。少し希望が見えてもそれは打ち消されます。苦難は、私共がいかに弱く無力な存在であることを明らかにし、私共を神に頼り、祈るように導くかもしれませんが、そう思えない時もあります。それは「あなた」自身の考え方や捉え方、結末の予測と異なる「ずれ」のゆえ。神はあなたの願い通りの結末を約束しません。でも、苦難は人によっては自分の人生を意味付け、苦難の理解が「誇り」、つまり、現在の自分を立たせ、生かしめるものと認識されます。あなたの「苦難」を教会で共に考えることができたら幸いです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト名古屋キリスト教会。名古屋市千種区今池1-6-25にあります。名古屋のセンターチャーチです。かつては「幼稚園」を行なっていましたが、今はもうありません。でも教会の幼稚園に通ったみなさんやご家族はぜひこの教会をお訪ねください。日本におけるバプテスト教会の建築スタイル「コロニアル・スタイル」を踏襲した礼拝堂ですが今後新たな建築がなされるかもしれません。「今池」は名古屋でも中心で行きやすいと思います。祈りの課題は以下です。①求道中の方が決心できますように。②病気の方々が守られますように。③教会建築ビジョンの共有のために。牧師・白石 久幸、協力牧師・池田 巍義、伝道師・西久保 健二

2022年05月21日