5/16 使徒言行録24章24~25章12節 「フェリクス総督について」

 今日の箇所の背景は先週から語っている21章の「エルサレム訪問」からの続き。パウロは結果的に二年間捕らえられました。「フェリクス総督」は紀元52~59年在位のローマのユダヤ地方総督として、治安維持等を任されています。妻の「ドルシラ」の名前が出て来るのが面白いですね。ドルシラは領主ヘロデ王(使徒12章、ヤコブを殺害、教会の迫害者)の娘です。親子で考えが同じとは言えませんが、ここでは妻を同席させることでパウロに恐怖を与えようとしたのでしょう。フェリクス自身はキリスト信仰に関心はあったようですが、むしろ妻が怖かった可能性あり。フェリクスは物事を延期する癖があります。また「金銭欲」からも不自由な捕らわれた人なのです。今日はN・MさんとS・Kさんのお誕生日おめでとうございます!

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 大津バプテスト教会 新田辺伝道所。京都府京田辺市東古森85-1にあります。祈りの課題は以下です。①多くの求道者が与えられますように。②教会の経済が満たされますように。③聖霊の御臨在が礼拝に満ちるように。牧師・永藤 裕幸

2022年05月14日