5/15 使徒言行録22章30-23章11節 「口を封じる世界、対立する世界」

 昨日の続き。ローマ千人隊長は真実を求め、祭司とユダヤ最高法院(議会)を開催。パウロが「神の前に良心に従って生きてきた」と語ると大祭司アナニヤ(在位45~56年)は口を打つことを命じます。真実を恐れる者は暴力で言葉を封じようとします。しかしパウロは「白く塗った壁…」と大祭司を批判します。この言葉は主イエスが律法学者等を批判した言葉(マタイ23章)と同じで、パウロは主イエスの言葉を知っていたのです。その後、パウロは議員に「死者の復活」の議論で対立するサドカイ派とファリサイ派がいるのを見て、「死者の復活の件で裁判されている」と言い、話が別問題に移り、結果、パウロは助かりました。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 大津バプテスト教会。滋賀県大津市木下町9-5にあります。まだ行ったことのない教会ですが、多くの方々が集っておられます。上田牧師は神戸市の出身。大きいサイズの教会なので、地区や年齢層などにグループがあって活動されています。祈りの課題は以下ですが、「主イエスのキャラクターに似ていくように」という表現は、面白いですね。主イエスの姿、歩み、言葉にに学ぶ、等は今まで通常に言われてきた言葉ですが、少し新しい言い方です。こっちのほうが若い方々には解りやすいということなのでしょう。①一人ひとりが地の塩、世の光として用いられるように。②主イエスのキャラクターに似ていくように。③互いに愛をもって仕えていくことができるように。牧師・上田 益之

2022年05月14日