5/11 使徒言行録21章27-36節 「悲しい人間の姿」

 誓願儀式中に騒動勃発。「トロフィモ」は異邦人で、パウロが異邦人を神殿の「異邦人の庭」を越えて連れ入れたと攻撃されます。本当はパウロを攻撃するためには何の理由でも良いのです。人を欺き、騙し、自己都合のために偽旗をつくるロシアのごとく。そしてパウロはエルサレム教会の助けもなく、引きずられ、暴力を加えられます。背景は複雑。エルサレム教会の罠、主イエスへの抵抗運動、異邦のユダヤ教会からキリスト教会に入る人がいることの怒り、あるいは政治に対する不満解消。エルサレムを管理するローマ側がは騒動が起こると罰せられるので軍隊が動きます。ローマという力の前でパウロへの暴力は止み、皮肉にもローマがパウロを助けるのです。でもそれはよくないよね。暴力の前に、できることが沢山あるはずです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 京都洛西教会。京都市中京区西ノ京馬代町16-9にあります。この教会が長く牧師をしておられた杉野榮さんは、京都におけるキリスト教の学びを長くしておられ、京都の切支丹のことなどの一人者です。切支丹が使っていた「魔境」と呼ばれる鏡(鏡を投影することで十字架等が映し出される」の再現もしておられ、私も一枚、小さいものですが。購入して持っています。祈りの課題は以下です。①霊肉共に健康で、恵まれる教会。②通常の礼拝と諸活動の回復。③伝道の実を結び、主のみ心にかなう教会。牧師・李 鎭鐵

2022年05月08日