5/10 使徒言行録21章17-26節② 「エルサレム教会が提案した取引」

 昨日と同じ個所。会議で非難に続き提案がされます。それは「誓願(ナジル人の誓い)」をパウロが行うことと4人の誓願希望者の費用をパウロが負担することでした。「誓願」は30日間に亘りいろいろな儀式や修行のようなものをして、さいごには小羊を奉げたりするのです。「誓願の誓い」は多分、誓願は何かの資格を得させるもので、パウロが誓願をすることで、エルサレム教会の許可を得ていることを証明するものですが、4人分プラス自分の費用を出させます。「お前達を認めてやるから、あれをして、これだけの金を出せ」との取引です。「誓願」は福音宣教に必要のないものですが、「上から目線」とはこのこと。脅しです。しかし今でも子ども騙しのような一時的解決は多く見られます。パウロは福音のため、異邦人教会のためにその取引に応じ、耐えるのです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 北大阪キリスト教会。大阪府守口市大久保町2-34-14にあります。この教会の古賀牧師、「囲碁」を上手になされる方と聞いてます。そして、一本指でパソコンのキーボードを操作されるのはほぼ芸術的です。さらに驚いたのは、毎日朝3時頃起きて、活動を始められるとのこと。私には信じられません。寝るのは多分、夜8時とかなんでしょうけど。祈りの課題は以下です。①コロナ影響で休止中の子ども集会の再開。②高齢者や病の中にある方が守られますように。牧師・古賀 昭範

2022年05月08日