5/8 使徒言行録18章13-37節 「神とその恵みの言葉にゆだねて」

 パウロは五旬祭(キリスト教会ではペンテコステ、旧約聖書においてはモーセが十戒をシナイ山で受けた記念日)までにエルサレムに行こうとしています。その途中でエフェソ教会の役員等を招き、証しをします。24節のパウロの決意、召命の言葉に我らも姿勢を正さずにはおれません。加えてエルサレムに行けば二度と戻ってこれない可能性を語ります。一同はこの言葉を効き悲しみがあふれます。でもパウロは語ります。「神とその恵みの言葉とにあなたがたを委ねます…」。パウロは限られた人生。でも「御言葉」は永遠で、福音は蒔かれ、育ち、人に影響を与え、広がります。信仰は人によるのではなく、神の恵みの賜物です。神の導きと御言葉の力にゆだねるパウロでした。今日は母の日。米国の教会の一信徒の祈りからはじまったものです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 東豊中バプテスト教会。大阪府豊中市上野東2-11-48にあります。この教会の河野牧師は1987年就任なので東豊中で長くなりました。河野牧師は、印象として、連盟総会でも、連合の総会でも必ず発言される方です。時に勘違いのような発言もありますが、時には鋭い発言もされます。総会は賛否それぞれ活発な議論がなされて、深い総会になりますので、河野牧師の言葉はとても大事なのです。また、讃美歌の作詞を心がけておられ、日本バプテスト連盟発行の「新生讃美歌」には2曲の作詞されたものが取り上げられています。397番、427番。427番は「われらの主イエスよ」と初行であり、作品名とされています。讃美歌では初行を「歌詞名」とされることが多いのですが、初行だけでみると、その作品全体の内容とは違うことも多々あります。427番は河野牧師の友に対する祈りの歌です。「われらの主イエスよ 悩める友に 変わらぬ愛の手 差し伸べたまえ われら祈りぬ 友の救いを 朝に夕べに 神を仰ぎて」。教会の祈りの課題は以下です。①礼拝・集会の継続と信徒の宣教!②礼拝の独自自治と福音宣教協力!③聖書に聴き連盟の信仰宣言に学ぶ。牧師・河野 浩

2022年05月02日