4/27 Ⅰコリント書4章10-13節 「肉体的苦しみを馬鹿にする人々」

 「わたしたちはキリストのため愚か者となっている」との言葉はパウロ達に対する一部の人々(「論敵」)の評価、言葉の引用です。その人々はコリント教会等に入ってきた「グノーシス主義者」。「グノーシス」は「知恵・知識」という意味です。詳述できませんが、彼らは主イエスの死を認めず、霊は生きていたとし、彼らの特別な知識と儀式により魂は浄化され、肉体的な罪があっても魂が浄化されている特別な人間と誇っていた人々です。主イエスの苦難や死、復活、贖いを語るパウロ達は「愚かで無駄な努力をしている」と馬鹿にされました。「いや、違う」とパウロは語ります。キリストに従う歩み、苦難の中にあっても主の恵みと力、喜びが与えられたのだ、と。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 東北バプテスト連合。青森県、岩手県、秋田県、宮城県、福島県にある日本バプテスト連盟加盟教会で構成されている地域連合です。15教会が所属しています。祈りの課題は以下です。①コロナ危機からの守りのために。②新年度に向けての希望のために。③互いの信仰と交わりのために。会長・小田 衛(大富教会牧師)

2022年04月24日