4/24 使徒言行録17章1-8節 「届かなかった言葉」
アテネは古代ギリシア世界で文化的達成をし、以後の西洋文明の礎となり、医師ヒポクラテス、哲学者ソクラテス(各前5世紀)等輩出しています。ローマ市民権を持つ者は日々哲学論議や文化を楽しみました。また、神話に基づく数多くの神殿がありました。アレオパゴスとは元会議場があった場所。そこに集う人々に演説(宣教)をいたします。パウロはローマ市民権を持っていますし、様々な学びを重ねていた人なのです。人々の関心はどこにあったのかわかりませんが、伝えられているのは「復活」の言葉を口にした時、人々は立ち去ったこと。しかしながら数名は信仰をいただきます。パウロにとっては失敗ですが、人の心を打つ言葉とは?と考えながら読みました。本日は当教会「会堂建築16周年記念礼拝」です。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 関西黎明キリスト教会。大阪府東大阪市上小阪3-6-9にあります。21日の当欄で奈良教会の「里親」の働きを紹介しましたが、この教会の江田牧師も、ずっと前からご夫妻で里子を育てておられます。また、その運動を広めるための活動もされています。大変尊敬する牧師です。「里親」を考えておられる方は、ぜひ、お気軽に江田牧師に相談してみてはいかがでしょうか。祈りの課題は以下です。①教会の将来を担う次世代の信仰継承。②世界各地に派遣されている宣教師を覚えて。③子どもを療育するクリスチャン里親の増加。牧師・江田 治男