4/14 ガラテヤの信徒への手紙3章1-14節 「イエスが律法の呪いを受けたゆえ」」

 「物分かりの悪いガラテヤ人」とはキリスト教会に旧約律法主義の人々が入り込み、律法を守らなければ救われないという考えに影響された人々。キリストが十字架に架けられ、殺されたことについて律法では「木(=十字架)」に架けられた者は神に呪われるとあります。ならばキリストは呪われた者なのか。否、神ご自身が呪いの木に架けられることによって、律法による救いは終焉を迎え、我らのために死んで、復活されたキリストを信じ、受け容れることによるキリストと共に生きる道が新たな「救いの道」として示されたというのです。そこにおいて「救い」が異邦人を含めた全ての人間に対し、信仰によってのみ救われることを語るのです。そして「霊」は神の臨在です。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 浜甲子園教会。兵庫県西宮市浜甲子園3-5-23にあります。その名の通り、「甲子園球場」が近くにあり、またこの地域は大きな集合住宅があり、教会の近くは住宅街です。また「灘の酒」は有名ですが、酒の工場などもあります。教会は、現在「会員代表」である森山さんが、この教会の牧師をしていた時、教会員が様々な働きをささげた教会形成、また、礼拝の宣教と呼ばれる、聖書からのメッセージを牧師が語るのではなく車座で一緒に聖書を読みながら思いや聞き取ったことを分かち合うような礼拝を目指しているようです。バプテスト教会として牧師のいない教会はひとつの理想としてありますが、英国国教会から独立していった最初のバプテストの在り方を、日本で行うことはとても価値あることと思います。祈りの課題は以下です。①全員参加の教会形成。②コロナ後の教会のあり様の模索。③聖書的対話集会の深化。会員代表・森山 一弘

2022年04月10日