4/11 マルコ福音書15章42-47節 「主イエスは墓の住民となる」

 主イエスの遺体を引き取った議員ヨセフについてはすべての福音書が記録していますが、ルカ福音書では「同僚の決議や行動には同意しなかった」人と記されます。議員の中でイエスを理解していた人であり、廻りが反対するのに自分が違う立場をとるのは大変な勇気と主への信頼があったと思います。ヨハネ書では同じく議員ニコデモの協力も記されます。ヨセフは自分のために用意していた横穴式の墓に主イエスの遺体を包み、墓に埋葬します。そして、いつかはここで自分も主イエスと共に葬られることを考えていたでしょう。そして墓の穴は大きな石で閉じられます。主イエスは墓の中の住民となり、死の世界にも足跡を残したのです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 神戸西バプテスト教会。神戸市垂水区向陽3-2-3にあります。神戸市というのは海からすぐ山になるので、平地は少なく、坂を上り下りするのは大変です。でも健康にはよいかも。なので、この教会も少し坂を登っていかなければなりなせん。松本牧師はアメリカで生活していた時代もあり、最初は、神戸国際教会(現在は活動休止中)でお働きをされていたと思います。とてもすばらしい牧師でその落ち着きは学びになります。教会でも現在、今後の計画や祈りの課題に記されているように西神南(せいしんみなみ)地区での教会活動を模索されています。祈りの課題は以下です。①将来を見据える希望のために。②教会の「外」での出会いと福音の喜びの共有のために。西神南地区伝道と地域伝道。③教会間協力への導き。牧師・松本 理

2022年04月10日