4/9 ルカ福音書2章1-21節 「時を経て主と出合う」

 クリスマスに読まれる箇所。野宿をしていた羊飼い達に「天に栄光、地に平和」との讃美歌が響きました。逆に言えば、神が神として礼拝されない世界は平和が脅かされる世界なのです。名も知れぬ羊飼いが神の子に世界で初めて出会う喜びを与えられました。後の羊飼いを考えます。三十年後、主イエスは宣教を始めます。でもきっと彼らの中で若かった者は再び主イエスに出会ったと思います。私は思います。幼い頃とか、中高生の頃、教会の日曜学校や幼稚園等で主イエスの話を聞いた人、心の中に聖書や教会の記憶が残っており、数十年経て、再び教会に来る方があります。主はあなたと再び出会うことを望んでおられます。そして教会は今日もそのようなあなたを待っています。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 明石バプテスト・キリスト教会。兵庫県明石市東朝霧丘24-29にあります。この教会は駅からは離れており、小高い山の上、住宅地の中にあります。かつては「幼稚園」があり、地域の方々が集う場所でした。現在も広い庭があり、幼稚園入園前の子どもと親の「子育てひろば」が行なわれていましたが、現在はコロナで休止されています。1995年の「阪神・淡路大震災」で教会と牧師館が破損しましたが、連盟と諸教会の支援で建て替えられました。現在の椿本牧師は、長らく島根県のキリスト教愛真高等学校(日本で一番小さい全寮制の高校)の教師をされていました。この教会は山の上にあるので、明石海峡大橋や淡路島が見える素敵な場所です。祈りの課題は以下です。①新来者が与えられますように。②教会が地域に開かれ用いられるように。③神の国が成りますように。牧師・椿本 博久

2022年04月05日