3/25 ルカ福音書22章54-62節 「主が振り向いた」
22日と昨日の箇所のルカ版。春の寒い夜、薪の光と温かさに人が集っています。ある女中がペトロを「じっと見つめ」た。それは疑念を持つまなざし。そして「イエスの仲間じゃないのか」との言葉に自らと主イエスとの関係性を否定します。「イエスのことなどさっぱりわからない」と言っている時、鶏が鳴く。それは、イエスとの関係を自ら切った者へ有罪を告げる声です。61節に「主は振り向いてペトロを見つめられた」。この時、主イエスが館を出る時だったのか、それはわかりません。しかし、主の心はペトロにつながり、ペトロは確かに主のまなざしを感じたのです。もし、自分が、家族や友人からも「お前なんて知らない、関係ない」と言われたらどうでしょうか。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 広島西キリスト教会。広島市佐伯区千同1-26-23にあります。広島市内ですが、まだ行ったことのない教会です。「広島」は瀬戸内海に面し、気候も温暖で良い場所のように思います。そし何より「原爆が落とされた町」です。今もなお、「核兵器」を持つことを誇り、脅しに使う国があります。その悲惨さを学ばなければなりませんし、日本は核兵器、原子力等から脱皮するように世界に働きかける役割があるはずですが。広島出身の総理大臣はもっと平和憲法や体験としての核問題を語る世界のリーダーとなってほしいと思います。祈りの課題は以下です。①地域に根ざした伝道推進のために。②求道中の方々の救いのために。③教会学校と成人科の充実のために。牧師・大建
英夫