3/12 マルコ福音書14章1-11節 「イエスの死に向けての準備」
イエスの殺害計画に挟まれて一人の女性が主イエスに香油を注ぐ記事が記されます。ナルドの香油はヒマラヤの植物から抽出した成分をオイルに溶かしたものです。この女性は他の福音書でも紹介されていますが、イエスと出会っていた女性であり、香油を注ぐということに深い意味があります。ユダヤで「油を注がれる」ことは王の就任式の儀式であり、まさに主イエスは「真の王」、そして「救い主(キリスト)」として油が注がれたのです。就任式であり、同時に埋葬の儀式の先取り。回りの人々はその思いを理解できず、「もったいない」と言います。主イエスに対する奉仕は、その感謝と恵みを知らない者には理解できないのです。強いナルドの香りはゴルゴタの丘んも薫ったでしょう。今日はU・Fさんのお誕生日おめでとうございます。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 防府バプテスト教会。山口県防府市栄町2-2-27にあります。防府はいわゆる瀬戸内工業地帯の一画で、瀬戸内海に面した温暖なところです。新幹線で通過していましたが、まだ行ったことがない町です。祈りの課題は以下です。①ひとりひとりが証し人となる。②地域に必要とされる」教会になる。③新年度の活動計画が祝されますように。牧師・山時 松江