3/10 出エジプト記12章1-14節 「過越しの祭」
ユダヤ三大祭りの一つ「過越祭」の由来。春に出エジプトを記念する祭で、除酵祭(ルカ福音書参照)と併合されました。かつてエジプト脱出前、小羊の血が家の門柱と鴨居に塗られた家は主の災いが「過ぎ越し、守られ」、急な旅立ちのため、発酵させないパンをつくりました。イスラエルが奴隷状況から解放されたこと、神の偉大な救いを想起して「過越祭」が行われたのです。主イエスがエルサレム入城したのはこの「過越祭」の頃で、エルサレムには多くの巡礼者がいました。主イエスと弟子達も過越しの食事をした後、ユダに導かれた神殿警備隊により主イエスは逮捕され、処刑されるのです。十字架で血を流され殺された主イエス。新約における唯一の人々の罪を赦す「犠牲」「贖い」となったのです。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 下関バプテスト教会。山口県下関市上田中町2-7-11にあります。学校法人「めぐみ幼稚園」の母体です。祈りの課題は以下です。①幼稚園と共に生き、福音を伝えられるように。②病気や高齢による礼拝出席困難者のために。牧師・泉 選也