3/8 マルコ福音書12章38~44節① 「賽銭箱の前で」

 当時の律法学者は裁判官の役割もしておりました。人を裁く力を持っている時、傲慢になる人がいます。律法学者は「ラビ」と呼びかけられます。それは「わたしの偉大なる方」の意味であり、会堂でも会衆を見る特別な場所に座っていたのです。その後、主イエス一行は賽銭箱に行き、献金を献げたでしょう。賽銭箱は寺社のものを思い出しますが、当時は銅製のラッパ状で献金目的(例えば「神殿で用いる食料のため、改修費用のため等」)に分けて13本ありました。、また、紙幣ではなく、当時は全て金属で、多くのお金を入れると凄い音が響いたのです。一人の貧しいやもめが二枚のレプトン銀貨を献げます。「レプトン」は「薄い」との意味で、まさに軽い音が鳴りました。(つづく)

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 門司港キリスト教会。北九州市門司区清滝4-2-5にあります。「門司港」は九州最北端の駅があり、最近は一帯がレトロな町として人気があります。関門海峡をはさみ、眺めもとても良いところです。祈りの課題は以下です。①門司(もじ)の地で主に仕え、他者に仕え、すべての人と共に生きる教会でありますように。代表役員代務者・石橋 貞男
 

2022年03月07日