3/7 マルコ福音書12章28-34節 「神への愛=人への愛」

 律法学者の一人が主に尋ねます。「一番大事な掟は何でしょうか」と。律法は余りにも多くて、それらに気を向けている時にその中心がわからなくなるのです。主イエスは「聞け(シェマー)イスラエルよ」との申命記六章四節を引用して語ります。ここの「心、精神、思い」はそれぞれ異なるものではなく、三つ合わせて、「全身全霊」「生き歩むすべてで」との意味。さらに主はレビ記19章18節の言葉を用います。ただ18節にある言葉「民」(=同国人)を除くことによって、同国人や異邦人という境界線を引かないのです。イエスの独自性は二つの戒めを結び、表裏一体で提示したこと。ゆえに「神を愛することは、人を愛すること」となのです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 富野バプテスト教会。北九州市小倉北区上富野5-2-18にあります。この教会のメンバーにオルガニストして著名な方がいらっしゃって、教会にもパイプオルガンが設置されています。大昔、45年位前に訪れたことがあります。祈りの課題は以下です。①コロナ危機が早く収束するように。②コロナ危機をすべての教会が無事に乗り越えることができるように。牧師・黄 仁坤、協力牧師・福田 昌治

2022年03月07日