3/5 マルコ福音書12章13-17節 「神のものは神に」
エルサレム入城後、主イエスは日々神殿で様々な議論を重ねます。イエスを陥れようとする悪意のある質問もあります。ここではローマ皇帝に税金を納めるのは聖書的に正しいことか?との質問。当時の貨幣にはローマ皇帝の肖像がほられ、高い税金をユダヤ支配者である皇帝に納めることに、経済的、精神的辛さがユダヤ人にあり、何度も革命や主権の回復を願ってもローマ軍が侵攻し犠牲と悲しみしか残らない歴史の中です。ゆえに「ローマに納めるな」と言えば民衆の人気を得るでしょうが、主イエスは「皇帝(カエサル)のものは皇帝に、神のものは神に」と語ります。国家に税金は払う、しかし、信仰と良心においてあなたは自由との誇りを持ち、生きよとのことなのです。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 南小倉バプテスト教会。北九州市小倉北区弁天町11-19にあります。「南小倉」ですが「小倉北区」にあります。この教会の谷本牧師は、ヴァイオリニストであり、特に「タンゴ」の演奏でCDを複数発行し、また全国各地でのコンサートを続けておられますが、コロナ危機の中で思うような活動ができていないかもしれません。常にユニークな聖書の読み方や教会の在り方を考えていらっしゃる方と思います。祈りの課題は以下です。①みんながつながりあって、今日を生きられますように。教会がそのために働くことができますように。牧師・谷本
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