3/3 出エジプト記3章1-10節 「主は人々の痛みと叫びを知る方」

 かつて兄弟から恨まれ、エジプトに連れていかれたモーセ。エジプト人がユダヤ人を奴隷化するのを見てエジプト人を殺し、逃亡した者。しかし、主はモーセをエジプトにいるユダヤ人を救い、解放するために用いようと考え、モーセに呼びかけます(=召命、コーリング)。ユニークなのは、主はモーセの好奇心をご存知で、燃えてもなくならない柴(小枝の集合体)を不思議に思い、主の前に導くのです。神の自己紹介があります。それはモーセも聞いていた「アブラハム…ヤコブの神」。その神はどのような方なのか。それはイスラエルの民の叫びを聞き、痛みを知り、圧迫を知り、乳と蜜の流れる豊かな地に連れ出し、解放を与える方なのです。モーセは同胞の痛みを忘れていましたが、主は決して忘れないのです。今日はT・Mさんのお誕生日おめでとうございます。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 企救(きく)バプテスト教会。北九州市小倉南区徳力6-10-6にあります。この教会の原田牧師は、私が学生時代に常盤台バプテスト教会で共に歩んだ先輩です。ムーミンのような風貌で、優しくも厳しい方です。ヘブライ語や旧約聖書にも大変詳しい方で、九州バプテスト神学校で「ヘブライ語(=へブル語)」の教授もされています。それから、クラシックを中心とするCDや絵本の数は莫大で「絵本と聖書の話」など素晴らしくされる方です。もうこの教会で35年程いらっしゃるでしょうか。祈りの課題は以下です。①新しい年度の歩みの整え(3月予算総会、4月定期総会)。②病気療養中の方々とその家族。牧師・原田 義也

2022年03月01日